耐磨耗性

耐磨耗性は消耗部品の寿命を左右し、生産コストに大きく影響を与えることから当サイトのお客様から最もご相談が多い課題です。耐磨耗性を向上させるには数多くのアプローチがありますが、主に材料の硬度を高めること、摩擦係数を小さくすることの二つに大別されます。

1.材料を硬くする

材料を硬くするという点では、接触する相手材よりも固いほど摩擦によるダメージは受けにくくなり消耗しにくくなります。使用する材料を硬度の高い材質に変えることで寿命向上が期待できますが、例えばダイス鋼をハイス鋼へ、ハイス鋼を超硬合金へ切り替えるなどご提案しております。

また、表面処理を用いて硬化させることで耐磨耗性向上が期待できます。
窒化処理のように表面を改質するもの、浸炭焼入れなど熱処理によるもの、PVDコーティングなどで硬くする手法があります。

2.摩擦を小さくする

摩擦を小さくする点では、加工方法によって部品表面の仕上がりをコントロールすることが大事になります。
ブラスト処理など表面を荒らしたり、放電加工で梨地と呼ばれる細かな凸凹のある表面に仕上げると、相手材との摩擦が小さくなっていくケースがあります。さらに、金属表面に樹脂を含む潤滑性の高い層を構成させる表面処理も効果的です。また、平滑に仕上げた面にDLCコーティング等の摩擦係数の小さいコーティングをする手法もあります。

関連製作事例

上記コンテンツと関連する製作事例がご覧頂けます。
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