用途別製作事例

微細形状の破壊試験ツール

  • 超硬合金
  • 測る
  • 耐摩耗性
材質
超々微粒子超硬
製品サイズ
13×13×22

製品の用途や機能

超々微粒超硬を使用した破壊試験治具です。先端の尖った部分にワークを引っ掛けて圧力をかけて製品の強度を測る破壊試験に用いる部品です。超硬の剛性や耐摩耗性に期待して選定されています。

超々微粒子超硬は超硬の中でも最も超硬粒子の粒径が小さく、高硬度であることから高い耐摩耗性を発揮する材料として知られています。また、超々微粒子超硬は構成粒子が微細なため、超硬の中でも比較的靭性を持ち、このような微細形状の部品に向いています。

先端部0.5×1×0.15と微細な形状になっています。

材質が超々微粒子超硬を採用しているため、加工法は研削加工、放電加工(型彫放電、ワイヤー放電)に限られます。この部品は先端部の面精度が求められるため、プロファイル加工機を使用して研削加工を行います。先端部の厚みは0.15mmと非常に薄いため、先端部に欠けが発生しないよう細心の注意を図りながら加工を行います。プロファイル加工の事例や仕上がりについては以下の資料もダウンロードの上、ご参照ください。