複合自動旋盤の活用による角形状部品のコストダウン事例
上図のような角形状(ブロック形状)部品は、一般的に板形状の材料からフライス(またはマシニングセンタ)で仕上げる製品になります。しかしフライス加工の場合、材料取り→1面目加工→2面目加工→3面目加工→(4面目or面取り加工)と多くの段取り替えが発生し人手をかけることになります。
複合自動旋盤とCAD/CAMを組み合わせることによって、上図のように段取り替え無しの自動連続加工が可能になります。材料費・工数の削減によりフライス加工と比較して40%程度のコスト削減が可能になります。
角形状(ブロック形状)の部品であっても、サイズと加工内容によっては複合旋盤での加工が可能となり、段取り工数削減により大きなコストダウンが可能となるケースがあります。