マーキングによる組立時のトラブル防止事例

組み合わせ部品においてよくあるトラブルのひとつに、組み合わせ方向や位置が不明瞭であることに起因するコスト増や組み合わせミスがあります。部品の組み合わせ方向は設計者以外には分かりにくいケースが多く、作業者の工数と正確性を損なってしまいます。

組み合わせ部品に対しては、設計時に図面上でレーザーマーキングを指定、部品に”合わせマーク”を入れておくと、作業者は一目で方向合わせが可能となります。組立に掛かる時間を短縮し、トラブルを未然に防ぐことが可能となります。なお、マーキング費用は1か所150円程度、位置精度は±0.5程度となります。

組み合わせ部品は、組み合わせ方向や位置が設計者以外には分かりにくいケースが多く、時間と正確性が損なわれがちとなります。設計時に図面上でレーザーマーキングによる合わせマークを入れることで、組立に掛かる時間を短縮し、トラブルを未然に防ぐことが可能となります。