用途別製作事例
CFRPの超音波援用加工
- 樹脂、その他
- その他
- 軽量化
- 材質
- CFRP(炭素繊維強化プラスチック)
- 製品サイズ
- 30×30×10
製品の用途や機能
CFRP(carbon-fiber-reinforced plastic)は炭素繊維強化プラスチックと呼ばれ、プラスチック(主に母材はエポキシ樹脂が用いられる)を炭素繊維によって強化した炭素強化複合材料です。
CFRPは軽量でありながら高強度を有することから様々な用途で使用されております。なじみのあるものとしては、釣竿やゴルフクラブのシャフトなどで黒色をしているものを目にすることがあります。昨今では自動車、航空機などにも応用されており産業界で欠かせない材料となっています。
炭素繊維(硬くて、脆い)とプラスチック(軟質で弾性変形しやすい)という加工条件としては相反する材料を用いているため、加工する際には注意が必要です。CFRPは切削性が非常に悪く加工条件、工具選定など様々な問題点をクリアしなければ適切な加工を行うことが難しいとされております。
弊社ではマシニングセンターに特殊な加工ユニットを装着しております。そして超音波援用加工をすることによって、三次元形状の加工を行うことが可能です。超音波援用加工を用いた加工の広がりについては以下の関連資料にてご案内しておりますので、ご活用ください。