用途別製作事例
石英ガラス透明治具
- ガラス・セラミックス
- 測る
- 光学特性
- 低熱膨張
- 耐食性
- 材質
- 石英ガラス
- 製品サイズ
- 46×30×7
製品の用途や機能
この部品は石英ガラスを使用した検査用治具です。
石英ガラスは可視光以外の紫外線や赤外線といった様々な波長の光を透過する性質があり、半導体や液晶の製造装置などで頻繁に使用される材料です。光を通すこと以外では、耐薬品性にも極めて優れています。フッ酸など限られたものを除いては侵食されにくい特性があります。半導体製造工程では薬品も使われるため重宝されています。
金属部品では高温になると硬度が落ちてしまって機械的強度が大きく低下してしまいますが、石英は耐熱性の高い材料であり、引張強度は800~1,000℃のときに最も高くなります。併せて、熱膨張係数も低い材料です。結晶構造を持っていないため極めて激しい温度変化にも耐えられます。金属と比較したとき様々な長所をもっており、以上のような特性において効果の高い材料です。ご活用ください。