用途別製作事例
カシメダイのスリット加工
- 工具鋼
- 打ち抜く
- 材質
- SKD11
- 製品サイズ
- 33×20×17
製品の用途や機能
SKD11を使用したカシメダイです。この部品の場合、先端フラット部の幅が0.1mmしかなく、超硬の様な靭性の低い材質ではすぐに欠け、割れが発生してしまうため、靭性も期待できる冷間ダイス鋼のSKD11(HRC58以上)を使用しています。耐衝撃性が求められるような部品の場合、あえて硬度を下げることで部品寿命が向上する場合があります。
最小公差レンジ0.02の指定になっています。
公差自体はマシニング加工でも仕上げることが可能ですが、部品の使用目的(カシメ)を考慮し、先端部分は研削加工を行います。この部品の場合はプロファイル加工によって部品機能のキーとなる先端部を加工します。