用途別製作事例
コバール製フランジ
- チタン・ニッケル合金
- 押さえる
- その他
- 低熱膨張
- 耐食性
- 材質
- コバール
- 製品サイズ
- φ50×L18
製品の用途や機能
こちらはニッケル合金のコバールを使用したフランジ(φ50)です。
一般的に常温付近での熱膨張率が金属の中で特に低いため、セラミックやガラスとの接合材料として注目され、特に硬質ガラスの封着工程などで使用されるケースが多いようです。金属の構成は鉄を主原料としてニッケル成分が29%、コバルトが17%など含まれていて非常に粘りが強い材料でもあります。
刃物がすぐにダメになってしまったり研磨も難しい加工となりますが、弊社ではご覧のような綺麗な表面仕上げで加工することが可能です。一段落ちた面を研磨する際にできるアヤメの研磨筋や厚みの平面研磨も美しく仕上がります。外径はほぼ全ての面が研磨で仕上げられていますが、研削方法を複数用いて研削するため加工面の仕上がりの違いがわかります。
ニッケル合金や研削加工の工法については以下の関連資料をダウンロードして設計にご活用ください。