用途別製作事例
石英ガラス ネジ/平目ローレット加工
- ガラス・セラミックス
- 押さえる
- 低熱膨張
- 材質
- 石英ガラス
- 製品サイズ
- 22×10×10
製品の用途や機能
ガラス材の加工事例のご紹介です。
こちらは通常の刃物では加工が難しいとされる石英ガラスを使用しています。石英ガラスは工業用部品としては欠けや割れが発生しやすいため負荷のかかる用途には向きませんが、様々な特性から得られる付加価値があります。 特に今回の品物では、先端のギザギザの形状(ローレット加工部)で温度変化による寸法の誤差を縮小したいとのご要望から石英ガラスで加工してみたものです。石英ガラスが持つ「熱膨張が小さい」という特性を活かしています。 熱膨張係数(10–6/K ) SUS304 17.3 温度変化が大きい製造工程においてはポテンシャルのある材質です。硬くて脆いため加工には金属よりも時間・コストともに必要としますが、金属材料には無い特性を持つことから今後注目される材質になっていく可能性があります。 |