用途別製作事例

「摩擦係数を2/3に抑えた　滑り性向上シュート」

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【BEFORE】

アルミ製品が流れる摺動面を研磨指示で仕上げていましたが、うまく滑らずワークが止まってしまう不具合が発生。すぐに改良が必要になってしまいました。

【AFTER】

シュートに『カニボロン処理』を行い、滑りが改善しラインが正常に動作するように改善された。また、従来比でシュートの耐摩耗性が向上し、交換頻度も減らすことができた。

※カニボロン（無電解ニッケルメッキに、リン、ホウ素を添加し滑り性と耐摩耗性を向上。）

※無電解ニッケルメッキと比べて摩擦係数が2/3となります

※この処理は熱処理によってHV1，000まで硬度が上がります

【POINT】

なぜ滑らなかった？

面粗さが綺麗に研磨されていても、滑りが良いとは限りません。表面素地、表面性状によって左右されます。ワークによって手法は異なりますが、表面処理で滑り性を向上させる方法はオススメです。

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