ダイヤモンド焼結体(PCD)活用による長寿命化

上の部品の右端面はワークと摺動する部分になるが、1か月程度で摩耗してしまい交換が必要となっていた。

右端面にダイヤモンド焼結体をロー付けして部品を構成することで、耐摩耗性に優れた部品にすることが出来た。部品単価は約2倍になったが、交換頻度が約1年と1/12となり、コストパフォーマンスが約6倍となった。

部品の耐摩耗性が求められる部分をダイヤモンド焼結体に置き換えることで部品の長寿命化が図れるケースが多くあります。ダイヤモンド焼結体にも色々な種類があり、目的に応じて選択可能となっています。