ワイヤ放電加工の上下異形状加工によるコストダウン事例

上図のように超硬材や焼入れ鋼にテーパーの付いた精密穴をあける場合は、形彫り放電加工であけるのが一般的であるが、電極の製作費や加工時間がかかり、コストのかかる加工となっている。

ワイヤー放電加工機の「上下異形状加工」機能を使うことによって、電極を製作することなく、自在にテーパー付の穴加工をすることが出来ます。ただし、①テーパー角度が45°以内であること。②貫通穴であること。という条件が付きます。
ワイヤー放電加工に切り替えることで加工費が半減します。

超硬材や焼入れ鋼でのテーパー穴加工は、ワイヤー放電加工に切り替えることにより加工費を半減させることが出来ます。