用途別製作事例

透明アクリル樹脂でモーターケースを試作した加工サンプルです。

切削加工のままでは、加工した工具の擦れた跡がところどころ発生するほか、全体的にすりガラスのように少し曇った面に仕上がるためそのままでは内部が見えにくい状態です。そこから独自の磨き処理を施すと左側のワークのようにきれいになり、透過して見えるようになります。

このように筐体を透明化することで、試作開発段階の部品においては組付けた内部の様子が見えることや、作動中の内部の様子をモニターすることができます。特注部品の透明化は開発段階の課題解決において新たなヒントを得られるきっかけになるかもしれません。