用途別製作事例

檻の中に閉じ込められた立方体！？実はこちらは接合や組み立てなどを一切行っていません。接合なしで全て一つのブロックから切り出したオブジェクトです。全てワイヤー放電加工で切り抜く加工チャレンジとして、今回製作してみました。（内側に別体であることがわかるように糸で吊るしています）

見た目では「どうやって中に入れたんだろう？」と疑問が沸く構造ですが、ワイヤー加工のプログラムを計算通りに通していくと最後に中央の立方体部分が残り、切り離すと出来上がりです。ワイヤー放電はスタート穴をあけてあげればこのような中抜きの構造を加工することができることが武器の一つです。また、加工精度もミクロン単位が狙えます。ご興味のある方は、当社展示会等でご覧ください。