特注部品加工の専門業者として図面設計検討の段階からご相談承ります。

特注部品加工事例 PARTS PROCESSING

最大外径φ86L180、同芯度0.01の砥石保持治具です

J1020635-002 中間軸 SCM435 円筒研削 シギヤ インテグレックス 丸形状 機械要素

材料はSCM435を使用しています。SCM435はクロムモリブデン鋼(クロモリ)の代表的な材料で、この製品のような回転軸部等、高い引張強度やじん性が求められる場合に使用されます。

この製品は研削加工機の中で砥石の主軸として使用されるため、円筒外径に0.005以下の寸法精度と0.01以下の同芯度が求められます。また取り付け基準面となるツバ部と円筒面には直角度0.005の精度が求められるため、ツバ基準面、外径部ともに円筒研削による仕上げが必要となります。

円筒研削にて高精度に仕上げていくためには、円筒研削盤にワークをいかに振れ無く保持するかがポイントとなります。この製品の場合は両端面に高精度のセンタ穴を加工しておき、心押しで保持する方法で高精度に加工しています。

 

最大外径φ8L250、同芯度0.01の巻軸です

J1028344-001 巻軸 丸形状 SUJ2 旋盤 円筒研磨 電子部品

SUJ2は高炭素クロム軸受鋼鋼材の一種で、ベアリング(軸受け)だけでなく機構部品として広く鋼種です。基本的にはこの部品の様に丸(円筒)形状で使われます。焼入れ焼き戻し後の硬度もHRC60以上になるため高い耐摩耗性が期待できます。

両端面中心に空いている止まり穴と外径の同芯度0.01mm、また側面から空いている穴の対称度0.02mmが求められています。

巻芯、巻軸、巻芯受けなど、電池などの巻取り装置の精度はこれらの部品精度で大きく左右されます。全長250mmにわたる軸を加工する際、焼入れ処理による歪みも考慮した上で、の外径と中心の止まり穴に同芯度0.01に仕上げるには円筒研削盤の高い加工技術が必要です。

先端部幾何公差0.01、最大径φ7L40の巻芯です

J1026358-002 巻芯 SKH51 丸形状 旋盤 プロファイル 平面研削 ワイヤー放電 電子部品

SKH55はコバルト含有のモリブデン系高速度工具鋼です。コバルトを含有した高速度工具鋼は比較的靭性を持つ傾向にあり、重切削用の工具の材料として採用されています。SKH55は焼入れ焼き戻しによりHRC64以上と、非常に高硬度となりますが、コバルトを含有していることにより、折損対策としての採用例が挙げらえれます。

採用公差レンジ0.02の仕様となっています。

巻芯は、特に先端部のスリット加工を行った際の径精度が重要です。加工応力や材料そのもに潜在する応力により、狙った精度に仕上げることが困難になります。加工技術そのものも大変重要ですが、巻芯というアイテムの加工経験知をどれだけ積んでいるかかが重要です。

最大外径φ4L20の巻芯です

J1025129-001 巻芯 丸形状 YAG350 電子部品 旋盤 平面研削 ワイヤー放電 電子部品

YAG350(マルエージング鋼)を使用した巻芯です。マルエージング鋼は時効硬化処理によりHRC52以上まで硬度が上がるにもかかわらず、極めて高い靭性を持ち、折損対策には抜群の効果を発揮します。巻芯は近年益々小径になっていく傾向にあり、折損対策が求められるケースが増えています。また、マルエージング鋼は鏡面仕上性に優れているという一面を持ち、巻芯の抜け性という面でもお勧めできます。

この部品は同芯度0.01の仕様になっています。

マルエージング鋼は非常に優れて靭性を持っていますが、一方、時効硬化処理後の歪修正が難しく、多くの経験値と高い技術を要します。特に巻芯の様にスリット形状を伴う部品については、スリット加工後の歪み修正に加工時間が必要です。。つまり、折損対策には効果を発揮する反面、他のスチールに比べ部品1個の加工コストが高くなるということです。部品の折損による交換が頻発してしまっている部品に推奨いたします。

最大外径φ4L20の巻芯です

J1024717-001 巻芯 丸形状 SKH55  旋盤 平面研削 ワイヤー放電 電子部品

SKH51は巻芯への採用例が多く、また高速度工具鋼の中で頻繁に採用される鋼種です。焼入れ焼き戻し処理によりHRC64以上とかなりの高硬度(耐摩耗性)を得られます。靭性が必要とされる一般切削工具の材料としても広く知られ、巻芯だけでなくあらゆる治工具、装置部品に適用されています。

先端部に同芯度0.01、対称度0.01、平行度0.01、直角度0.01の幾何公差が入った巻芯です。

この部品の様に、複数の厳しい幾何公差が指定してある仕様は、最も加工技術を必要とします。旋盤、平面研削盤、プロファイル研削盤、ワイヤー放電加工機の高い技術と、多くの巻芯の加工を行ってきた経験知がポイントとなります。

最大外径φ7L200、SKD11製巻芯(同芯度0.01)です

J1022696-006 巻芯 丸形状 SKD11 ゴム  旋盤 ワイヤー 放電 円筒研磨 電池

SKD11(焼入れ)製の巻芯です。SKD11は熱処理による歪も少なく、常温での耐摩耗性に優れ、窒化処理によっても高い硬度が得られることから精密機械加工部品、各種ゲージ、プレス型へ多数採用されています。

先端部に同芯度0.01、対称度0.01、の幾何公差が入った2個1セットで使用する巻芯です。
全長が約200mmと、弊社が製作する巻芯のなかでは最も長尺の部類になります。

この巻芯は円筒形状の材料を粗加工後に焼入れ焼き戻しを行い、2つに切断した後、専用の治具を使用して加工を行います。
同芯度、対称度は2個1セットで使用する際の幾何公差として保証しています。
長尺の巻芯はしばしば抜け性が問題になることがありますが、各種コーティング、めっき、機械加工上の工夫など、様々なご提案を行っています。

 

SKD11(焼入)製 巻芯受(同芯度0.01、最大外径φ9 Hcrめっき)です

J1022582-002 巻芯受け 旋盤 プロファイル 円筒研磨 丸形状 電子部品

SKD11 (焼入れ HRC55~)にハードクロムめっきを施した巻芯受けです。SKD11はパンチ・ダイをはじめ、様々な治工具に採用される鋼種で、焼入れ性、加工性が優秀なだけでなく、一定以上の防錆性も期待でき、また常温での耐摩耗性も備えた材料です。ハードクロムメッキ(弊社の場合、膜厚は通常1~2μm)は硬度はHv800前後(HRC64相当、めっき業者による)あり耐摩耗性に優れているだけでなく、めっき処理前後の変寸も少なく、また小さな部品であれば1個あたり数百円~のコストで行えるめっきで、様々な用途に使用されています。

同芯度0。01、採用公差レンジ0.01mmの巻芯受けです。

巻芯受けは当然、巻芯と同等の加工精度を必要とされます。旋盤、円筒研削盤の技術をが必要な加工品で同芯度だけでなく、鍔部分との直角度なくに高い精度が求められ、巻芯使用時の性能を大きく左右する重要部品です。

プリハードン鋼製ツメ(77×20×15)です

J1027090-003 ツメ 電子部品 角形状 スチール 角形状 平面研削 マシニング ラップ  80×20×20

HPM38(プリハードン)製のツメです。HPM38(プリハードン)はHRC30程度の硬度がありますが、切削加工が可能です。つまりある一定の耐摩耗性がありながら比較的加工コストを抑えられる、ということです。

このツメの先端部は3DCADが無いと形状を理解することが困難なものです。

この様な部品の加工を行う場合、超硬や焼入れ材を使用すれば、かなりの高い加工コストがかかることが予測されます。しかし、HPM38(プリハードン)を使用することで主な形状を切削加工で行うことができ、しかも焼入れによる歪修正の必要もありません。

SKD11製クランプツメ(45×25×10)です

1026056-001 爪

SKD11(焼入れ)を使用したツメです。SKD11は耐摩耗性、加工性、防錆性に優れ、精密機械加工部品に頻繁に採用される優秀な材料です。

このツメも3DCADが無ければ形状の解釈が難しい形状をしています。さらに複数個所にわたり0.01mmの幾何公差が入っており、加工難易度の高い部品と言えます。

当社には、複雑形状品の一貫加工対応ができるよう、切削加工機、研削加工機、放電加工機を各種とりそろえているため、このような形状の加工も全く問題ありません。

 

SKD11製ツメ(30×20×10)です

J1025758 ツメ ワイヤー放電 平面研削 SKD11 角形状 電子部品  12×25×40

SKD11(焼入れ)を使用したツメです。SKD11は耐摩耗性、加工性、防錆性に優れ、精密機械加工部品に頻繁に採用される優秀な材料です。

このツメも3DCADが無ければ形状の解釈が難しい形状をしています。さらに複数個所にわたり0.02mmの幾何公差やツメ部には最も厳しい部分でレンジ0.04mmの公差が指定されており、加工難易度の高い部品です。さらにTINコーティングが指定されています。

当社には、複雑形状品の一貫加工対応ができるよう、切削加工機、研削加工機、放電加工機を各種とりそろえているため、このような形状の加工も全く問題ありません。また、コーティングも表面処理会社と協力して行っています。

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