特注部品加工の専門業者として図面設計検討の段階からご相談承ります。

特注部品加工事例 PARTS PROCESSING

NAK55(プリハードン鋼)の受けダイ(φ180×L60)です

1040782-001

NAK55はプリハードン鋼と呼ばれ中程度に焼入れがされておりHRc37~43程度の硬度があります。左記の硬度であれば切削加工が可能であり、研削加工による仕上げが必要ありません。一般的な未熱処理の鋼材に比べて耐久性に優れており、また焼入れを行う材料と違い熱処理による変形も生じないため、様々な用途に使用することができます。また切削性に優れており、歪みも生じにくいため精密加工にも適しています。

最外径φ180 -0.05/0で厚みが60あります。Φ180の端面より内径φ130の底面までは24+0.05/0の公差が入っています。またφ180の端面には6°刻み(60当分)で溝加工がされており、0.6の深さで掘り込みを行う必要があります。

前述の通りφ180の端面より公差が入っているため、φ130の底面までの深さ寸法を先に仕上げる必要があります。その後φ180の端面より0.6深さの溝加工を行います。弊社では6°刻みの溝加工は複合旋盤加工機にて行っております。

非磁性超硬製のカットパンチ(10×8×40)です

パンチ

超微粒子超硬を使用したプレス金型部品のパンチです。超微粒子超硬は一般の超硬材料と違いより細かいタングステン粒子を焼結して製造しているため、より高い耐摩耗性を持つ超硬材料になります。その分衝撃には弱くカケやチッピングなどが生じやすくなるので鋭利な部分などの加工には注意が必要です。

厚み公差が0/-0.005、一般公差部でも±0.005で仕上げる必要があるため全面を平面研削にて仕上げる必要があります。その後先端に2本入っている溝部を仕上げるためにプロファイル加工を行います。そのため砥石の大きさ分のRにカキアゲ形状となります。

本部品は先端部が15°と45°にて両方向から角度がついており交点が非常に鋭利なエッジになります。そのため超微粒子超硬だとチッピングが出やすいため、注意を払って加工する必要があります。またプロファイル加工を行う際に先端部の板厚が2.5mmしかないためワークが振れてしまう可能性もあります。こちらに注意が必要です。

SKH51(焼入)+DLCコーティングのカシメポンチ(最外径φ11)です

カシメポンチ

SKH51(焼入れ)製のカシメポンチです。SKH51はSKD11に比べ焼き戻し温度が540℃程度と高く、各種PVD処理のコーティングを実施しても変寸が起きにくいという特徴があります。

ブランク加工を自動旋盤で行った後に焼入れを行います。その後円筒研磨、スリット部をプロファイル加工を行います。加締め工程にて使用するポンチであるため先端部にはラップの指示が入っています。またラップ完了後にはDLCコーティングを行っております。表面をより綺麗に仕上げておくことで、DLCコーティングの密着性もよくなります。

本部品では機械加工後のラップが重要となります。面粗度を求められる一方でラップを行いすぎるとエッジ部がダレてしまい製品を加締めることができなくなってしまいます。弊社ではエッジ部を失わないようにしつつ、面粗度を出すようラップを行っています。

カットダイ(65×20×20)です

J1024762-002 ダイ ワイヤー放電 型彫放電 超硬 平面研削 角形状  電子部品

超微粒子超硬を使用した半島体後工程の金型に使用されるダイです。超微粒子超硬は通常の超硬に比べ、その粒子が細かく、一般的には粒子径が1μm以下になっているものを「超微粒子超硬」と呼ぶようです。通常の超硬はWC(タングステンカーバイド)にバインダーとして少量のコバルトを主成分ですが、それに加え、粒子の成長を抑える成長抑制剤(炭化バナジウムなど)が添加してあります。

最小公差レンジ0.005mmの公差となっています。

打ち抜きに使用する窓部だけでなく、外径にもレンジ0.005mmの厳しい公差が指定してあります。材質も超硬であることから、加工は主に研削加工、放電加工で行われます。研削加工の際は、窓部のエッジに欠けが無いか、放電加工の際は窓のクシバ形状部のピッチ精度(0.005mm)に細心の注意を払います。

タイバーカットダイ(30×20×8)です

J1023052-008 ダイ 超硬 プロファイル 型彫放電 電子部品 角形状

超微粒子超硬を使用した半島体後工程の金型に使用されるダイです。超微粒子超硬は通常の超硬に比べ、その粒子が細かく、一般的には粒子径が1μm以下になっているものを「超微粒子超硬」と呼ぶようです。通常の超硬はWC(タングステンカーバイド)にバインダーとして少量のコバルトを主成分ですが、それに加え、粒子の成長を抑える成長抑制剤(炭化バナジウムなど)が添加してあります。

最小公差レンジ0.004mmの公差となっています。

タイバーの打ち抜きに使用する窓部だけでなく、外径にもレンジ0.004mmの厳しい公差が指定してあります。材質も超硬であることから、加工は主に研削加工、プロファイル加工、型彫放電加工で行われます。研削加工の際は、窓部のエッジに欠けが無いか、窓のクシバ形状部のピッチ精度(0.004mm)に細心の注意を払います。

SKD11(焼入)、プロファイル加工によるカシメダイ(33×20×17)です

J1019164-001 ダイ SKD11  マシニング 平面研削 ワイヤー放電 プロファイル 角形状 電子部品

SKD11を使用したカシメダイです。この部品の場合、先端フラット部の幅が0.1mmしかなく、超硬の様な靭性の低い材質ではすぐに欠け、割れが発生してしまうため、SKD11(HRC58以上)を使用しています。耐衝撃性が求められるような部品の場合、あえて硬度を下げることで部品寿命が向上する場合があります。

最小公差レンジ0.02の指定になっています。

公差自体はマシニング加工でも仕上げることが可能ですが、部品の使用目的(カシメ)を考慮し、先端部分は研削加工を行います。この部品の場合はプロファイル加工によって部品機能のキーとなる先端部を加工します。

SKD11製カシメパンチ(最大外径φ120)です

J1028179-001 カシメパンチ モーター SKD11  旋盤 円筒研削 丸形状  φ130×100

SKD11(焼入れ)を使用したカシメパンチです。SKD11は耐摩耗性、加工性に優れ、スチールの中でも最もパンチ・ダイ類に採用されている鋼種と言えます。

端面平行度0.005mm、外径との直角度0.005mm、外径公差レンジ0.005mmの仕様になっています。

厳しい幾何公差が指定してある部品ですので、仕上げ加工は熟練した円筒研削・研磨加工技術が必要になります。この様なカシメパンチは、図面に指定してある寸法を守ることは当然ですが、実際にに使用してみて初めて部品の良し悪しが判明します。当社では、材質提案、表面処理提案、加工法提案、試作を通して、最も適した仕様をご提案しています。

 

GO4(焼入)製パンチガイド(38×36×15)です

J1027992-006 パンチガイド 超硬 平面研削 マシニング ワイヤー放電 角形状 電子部品  35×40×15

GO4(焼入れ)を使用したパンチガイドです。焼入れ硬度がHRC60と高硬度で焼入れのムラの出にくい鋼種です。真空熱処理に適しています。

非常にシンプルな構造ですが、貫通各穴部など、各所に±0.002mmの厳しい公差が指定してあります。

こういった高精度のパンチガイドを加工するには、研削加工技術、放電加工技術が高度な技術が求められます。特に、このような非常に高精度な角穴部を加工する際には、油漕のワイヤー放電加工機を使用します。油漕のワイヤー放電加工機は、水槽に比べ加工時間がかかりますが、非常にこのような厳しい加工精度にも対応でき、また仕上げ面も非常にきれいに仕上がります。

 

曲げパンチ(先端部LAP、30×20×6)です

J1027772-005 パンチ 型彫放電 プロファイル ラップ 角形状 電子部品 超硬  20×30×7

超微粒子超硬を使用した曲げパンチです。パンチ・ダイなどの耐摩耗性が求められる部品には高い硬度を持った金属材料が向いていますが、ただ単純に硬度だけでなく、超硬合金の粒子の粒度(細かさ)が小さいほど部品寿命が長くなく傾向にあります。同じ硬度の超硬でも粒子が細かいものを推奨いたします。

先端R公差±0.005mmの仕様になっています。

このようなR形状を加工する場合にはプロファイル加工機を使用します。プロファイル加工機には様々な仕様のものがありますが、基本的には手のひらサイズ以下の比較的小さい高精度金型部品を加工する際に用いる加工機です。弊社は0.0001mm制御のプロファイル加工機を使用することで、より滑らかな高精度Rを加工しています。

 

先端穴2-φ0.25H6、端面直角度0.002mmの超硬パンチです

J1026939-006 パンチ 超硬 丸形状 プロファイル 細穴放電 ワイヤー放電 電子部品  φ4×25

一般的な超硬を使用した丸パンチです。超硬には用途によって選択すべき鋼種が細かく設定されており、耐摩耗性、耐衝撃性、靭性、耐熱性など、超硬の様々な特性の使い分けが必要です。このような丸パンチの場合は、耐摩耗や、使い方により耐衝撃性に配慮した選択が必要です。

先端の穴はφ0.25H6、先端面直角度0.002の仕様になっています。

超硬に小径の精度穴を加工する場合には細穴放電加工機を使用します。弊社の細穴放電加工機では最小φ0.06mmの穴が加工可能です。
また、先端面直角度0.002mmについては、小径用の円筒研削盤を使用します。使用用途がパンチ(切断)ということから、先端部エッジをより鋭くするには高度な円筒研削盤の技術が必要になります。

 

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