特注部品加工の専門業者として図面設計検討の段階からご相談承ります。

特注部品加工事例 PARTS PROCESSING

S45Cへ超硬を圧入した巻芯(全長100、S45C部30×25×20、超硬部20×70)です

0184011-001 巻芯

母材はS45C、突起部分に超硬材料を使用しております。超硬材料は材料費が他の金属と比べ高額になりやすいので、少しでも使用量を減らす工夫が必要となります。特に必要な部分に絞って使用箇所を限定することで安価で耐久性のある治工具を製作することが可能です。

S45Cの角柱に超硬の角形状の板を圧入することで一体物の形状を作り上げております。この超硬板の長手方向の角には4-R0.5の指示がうたわれております。

超硬板には4-R0.5の指示がうたわれているため、弊社ではプロファイル加工を行うことで全長方向に向けてR加工を行っております。また超硬部分は突出し部分で70mm必要なため、圧入しろを含めて80mm程度の全長にしておく必要があります。プロファイル加工ではこのような形状加工を行うことに適しています。

CFRP(炭素繊維強化プラスチック)の三次元加工事例

CFRP加工事例

CFRP(carbon-fiber-reinforced plastic)は炭素繊維強化プラスチックと呼ばれ、プラスチック(主に母材はエポキシ樹脂が用いられる)を炭素繊維によって強化した炭素強化複合材料です。CFRPは軽量でありながら高強度を有することから様々な用途で使用されております。なじみのあるものとしては、釣竿やゴルフクラブのシャフトなどで黒色をしているものを目にすることがあります。昨今では自動車、航空機などにも応用されており産業界で欠かせない材料となっています。

炭素繊維(硬くて、脆い)とプラスチック(軟質で弾性変形しやすい)という加工条件としては相反する材料を用いているため、加工する際には注意が必要です。CFRPは切削性が非常に悪く加工条件、工具選定など様々な問題点をクリアしなければ適切な加工を行うことが難しいとされております。

弊社ではマシニングセンターに特殊な加工ユニットを装着しております。そして超音波援用加工をすることによって、三次元形状の加工を行うことが可能です。

先端穴径 φ0.15 のSUS303製ノズルです

J1021246 ノズル 旋盤 細穴 SUS304 丸形状 電子部品  φ8×10

SUS303を使用したノズルです。SUS303は防錆性に優れた金属として広く知られ、特注部品に採用されることが非常に多い材質です。

先端の穴径がφ0.15と小径の仕様になっています。

この部品の穴加工には細穴放電加工機を使用しています。穴加工自体は旋盤、マシニング、ワイヤー放電などでも可能ですが、細穴でしかも加工精度が求められる場合には細穴放電加工機を使用します。当社では最小でφ0.06mmの細穴放電が可能です。

ダイヤモンドロー付け部品(25×7×3 両端面平行度0.002)

J1033040-001   ツメ  電子部品  ロー付 ワイヤー放電 平面研削 角形状  ダイヤモンド  ABA-VZ02E-0  15×5×3

SUS304のボディにダイヤモンド焼結体(ダイヤモンドコンパウンド)をロー付けする部品です。部品の特定の箇所の摩耗が激しい場合、超硬などの高硬度材料をロー付けすることは珍しくありません。ただし、部品が接触するワークも高硬度材料(セラミックなど)の場合の場合、超硬をロー付けしたものでも、部品の長寿命化はあまり期待できません。そういった場合はダイヤモンド焼結体(ダイヤモンドコンパウンド)をお勧めしています。ダイヤモンド焼結体はスチールや超硬などに比べさらに硬度が高く、部品寿命の桁が変わることもございます。

この部品は主にマシニングによる切削加工になります。

インバー材を採用した場合の部品精度は一般的なスチール(生材)と同程度どお考え下さい。

3個1セットで使用するプリハードン鋼製のツメ(60×30×20)です

J1024992 ツメ SUS プリハードン 角形状 複合旋盤 ワイヤー放電 ラップ 丸角複合 CANON 15×30×60

HPM38(プリハードン)製のツメです。このような3個1セットで使用するツメはどの様にコストを抑えるか、設計者の悩みの種かと思います。一定の硬度(HRC30前後)と加工性(切削可能)を併せ持ったHPM38はお勧めです。

3個1セットで仕様するため、各穴の位置精度などが非常に重要になります。

このツメ(最小公差レンジ0.01)は3個ぞれぞれ個別に製作を行いますが、より高い精度が必要な場合は一つの材料を加工し、最後に3つに切断した後、仕上げ加工を行う必要があります。

先端穴2-φ0.25H6、端面直角度0.002mmの超硬パンチです

J1026939-006 パンチ 超硬 丸形状 プロファイル 細穴放電 ワイヤー放電 電子部品  φ4×25

一般的な超硬を使用した丸パンチです。超硬には用途によって選択すべき鋼種が細かく設定されており、耐摩耗性、耐衝撃性、靭性、耐熱性など、超硬の様々な特性の使い分けが必要です。このような丸パンチの場合は、耐摩耗や、使い方により耐衝撃性に配慮した選択が必要です。

先端の穴はφ0.25H6、先端面直角度0.002の仕様になっています。

超硬に小径の精度穴を加工する場合には細穴放電加工機を使用します。弊社の細穴放電加工機では最小φ0.06mmの穴が加工可能です。
また、先端面直角度0.002mmについては、小径用の円筒研削盤を使用します。使用用途がパンチ(切断)ということから、先端部エッジをより鋭くするには高度な円筒研削盤の技術が必要になります。

 

NAK55+無電解ニッケルメッキ (40×30×10)

J1022107-001 縦シール(駆)  NAK55 型彫放電 マシニング 平面研削 角形状 その他業界

NAK55(大同特殊鋼㈱)に無電解ニッケルメッキを施した部品です。NAK55はHRC37~43と比較的高い硬度を持つにも関わらず、切削性が良好であることで知られています。また、鏡面加工性やシボ加工性も良好で精密プラスチック金型にも多く採用されています。ただし、NA55にはあまり防錆性は期待できません。無電解ニッケルめっきなどの防錆処理を行うことをお勧めします。

最小公差レンジ0.01mm、幾何公差 0.02mmが10か所指定してある部品です。

NAK55は硬度の割には切削性に優れた材質ですが、この部品のように0.01mmオーダーの幾何公差が複数個所入っている場合、マシニングによる粗加工後、型彫放電加工、研削加工を多用する加工工程になります。

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