シム・プレート活用によるコストダウン事例

A,B,C三つの部品が積層する構造で、積層後の高さ寸法Hを±0.025にしたいため、A,B,Cそれぞれの部品に±0.005~±0.01の公差設定を行なった。その結果、各部品とも研削仕上げが必要となり、高価な部品となってしまった。

シム・プレートで最後に高さ調整する構造にすることで、各部品の公差は±0.1で十分となり、フライス加工のみで仕上げ可能となり、30%以上のコストダウンとなった。シム・プレート代と調整工数はコストアップだが、差し引いても大きなコストダウンとなった。

部品が累積する場合の公差割り振りの考えかたによって部品のコストは大きく変わります。累積数が多い場合は初めから寸法調整構造を取り入れておいて構成部品の公差を緩くした方がトータルコストを抑えられるケースが多いです。