特注部品加工の専門業者として図面設計検討の段階からご相談承ります。

特注部品加工事例 PARTS PROCESSING

先端部超硬ロー付け(φ0.5×3長穴)部品です

J1029732-002 供給ピン SUS303  非磁性超硬 角形状  電子部品 

この部品は磁性を嫌う環境で使用されるため、母材にSUS304、先端部に非磁性超硬のロー付けを行いました。ともに非磁性材料を使用しております。

先端部の細い角柱部は1.4×1×12あります。先端から1mmの範囲は非磁性超硬をロー付けしており、さらにこの角柱の中心にφ0.5×3長穴が下穴貫通であいています。

角柱部は1.4×1×12と細くて長いために加工をする際に倒れてしまわないように細心の注意をはらって加工する必要があります。また先端に非磁性超硬をロー付けした状態でφ0.5×3の穴加工を行うのですが、細長い部分に細穴放電加工を行うと、角柱部の倒れの影響によりやぶれが発生してしまう場合があります。そのため弊社では加工工程を変更することで不具合の発生を防止しております。

最大外径φ60L100(同芯度0.005mm 真円度0.003)の円筒研削加工品です

J1026587-001 スリーブ 円筒研削 SCM415 その他業界

SCM415(侵炭)に超硬をロー付けした部品です。SCM材は通称「クロモリ」「クロモリ鋼」と呼ばれる機械構造用合金の一つです。良好な焼入れ性と靭性を持つため、自転車のフレームなどにも採用されていることで知られています。ただし、この合金はクロムの添加量が比較的少ないため、ステンレスなどに比べ明らかに錆びやすい傾向にあります。この部品は特に摩耗する箇所に超硬をロー付けしています。

最小公差レンジ0.01mm、幾何公差 0.02mmが10か所指定してある部品です。

NAK55は硬度の割には切削性に優れた材質ですが、この部品のように0.01mmオーダーの幾何公差が複数個所入っている場合、マシニングによる粗加工後、型彫放電加工、研削加工を多用する加工工程になります。

NAK55+無電解ニッケルメッキ (40×30×10)

J1022107-001 縦シール(駆)  NAK55 型彫放電 マシニング 平面研削 角形状 その他業界

NAK55(大同特殊鋼㈱)に無電解ニッケルメッキを施した部品です。NAK55はHRC37~43と比較的高い硬度を持つにも関わらず、切削性が良好であることで知られています。また、鏡面加工性やシボ加工性も良好で精密プラスチック金型にも多く採用されています。ただし、NA55にはあまり防錆性は期待できません。無電解ニッケルめっきなどの防錆処理を行うことをお勧めします。

最小公差レンジ0.01mm、幾何公差 0.02mmが10か所指定してある部品です。

NAK55は硬度の割には切削性に優れた材質ですが、この部品のように0.01mmオーダーの幾何公差が複数個所入っている場合、マシニングによる粗加工後、型彫放電加工、研削加工を多用する加工工程になります。

先端部厚み0.3mmのSKH51(焼入)のスキージです。

J1017976-002 ボールシェアツール SKH51 角形状 プロファイル 電子部品

SKH51は高速度工具鋼と呼ばれる材料で。元々は切削工具などの刃物に使用する目的で開発された材料です。ですが耐摩耗性と靱性に優れる点から様々な用途で使用されています。熱処理後の硬度はHRc63程度を有しております。

本部品では液状物を均一にならすために先端部の厚みが0.3ととても細くなっています。

軸が丸形状で先端部が四角形状をしているため、素材は大きな丸材から削り出しを行う必要があり。とく0.3の突起形状は平面を要求されるため、加工を行う際にはワイヤー放電、プロファイル加工にてチッピングやカケにに注意を払う必要があります。

SUS303製Rシュート(60×60×10)です

J1034299-001  シュート SUS303  ワイヤー放電 平面研削 円筒研削 丸形状 電子部品

SUS303製のRシュートです。特に耐摩耗性が不要な場合は、切削加工が可能で防錆性の高いステンレス系の材質をお勧めいたします。

扇形の仕様になっているので、加工には円筒研削盤を使用します。

丸材を使用し、円筒研削盤によって外径の形状を成形したのち、ワイヤー放電加工で切断し扇形にします。円筒研削盤で加工することにより、外径の加工精度は0.01mmレベルの精度に仕上げることが可能です。

 

SK3+カニボロン処理のシュート(60×7×5)です

J1028951-021 シュート  SK3  マシニング 平面研削 角形状 電子部品

このシュートの材質はSK3を採用しています。SK材は工具鋼の中でも最も使用頻度の高い鋼種と言えます。焼入れ後の硬度が高く、切削工具にも使用されます。

シュートとしては比較的オーソドックスな角形状をしています。

このシュートは切削加工後、研削加工を行い、その後カニボロン処理(日本カニゼン㈱特許)を行います。カニボロン処理は通常の無電解ニッケルメッキに比べ、3倍以上の耐摩耗性があり、摺動性が高く、割れなどが発生しにくいといわれています。こういったシュートには頻繁にしようされる処理です。

SKD11に人工ダイヤをロー付けしたシュート(60×20×3)です

J1027076-001 シュート 人工ダイヤ ワイヤー放電 フライス SKD11 角形状 電子部品 

SKD11のボディに人工ダイヤをロー付けしたシュートです。

比較的シンプルな角形状をしています。

人工ダイヤモンドはあまりに高硬度なため、切削・研削加工ができず、かろうじて放電加工のみ可能です。研削加工が不可能というわけではありませんが、砥石の摩耗が激しくコストの面で非現実的です。また、板材しかないため、この部品の様なシンプルな形状にしか採用できません。しかしその反面、あらゆる超々微粒子超硬なども含めた高硬度材料に比べ、桁違いの耐摩耗性を発揮します。

SUS303+超硬ロー付けのシュート(100×15×10)です

J1026586-001  シュート SUS303  非磁性超硬 ロー付け 電子部品 角形状

この部品はSUS303に非磁性超硬をロー付けしています。超硬はもともと磁性の低い合金ですが、非磁性超硬はその中でも特に磁性が低い鋼種になります。

SUS303に非磁性超硬をロー付けしていますが、お互いの熱膨張率を考えればSUS303などではなくSKD11などにロー付けした方が熱膨張率の違いによる歪を抑えることができます。

しかし、この部品の場合は非磁性であることを優先するために母材にSUS303を採用しています。そのため、100分の1ミリレベルの平行度が求められるシュートはロー付け後に歪を修正するため、平面研削盤の高い技術が必要になります。

SUS440C(焼入)+レイデント処理のクランパーです(110×50×10)

J1028190-001 クランパー SUS440C 角形状 マシニング 平面研削 型彫放電 電子部品

このクランパーにはHPM38(プリハードン)を使用しています。HPM38(プリハードン)は硬度が約HRC30と、一定の硬度があるにもかかわらず、生材と同じように切削加工を行うことが可能です。そのため、生材からHPM38に材質を変更すれば、加工コストの上昇を抑えながら耐摩耗性や剛性を向上させることが可能です。

このクランパーはワークと接触する部分と反対側の面に平行度0.02が求められています。

このようなブリッジ型のクランパーの場合、使用時のたわみ(歪み)により、高い加工精度(平行度0.02)が効果を発揮できないことがあります。この場合、HPM38の様な材料を使用すれば、部品の剛性が向上し、加工時の精度がそのまま部品使用時の効果に反映されやすくなります。

SUS440C(焼入)+レイデントのクランパーです(70×50×7)

J1025349-003 クランパー SUS440C 平面研削 マシニング

このクランパーにはSUS440C(焼入 HRC58以上)を使用しています。通常、クランパーには耐摩耗性は不要ですが、焼入れしたSUS440Cを使用すれば、高い剛性を得ることが可能です。

この部品は平行度0.05以下の仕様になっています。

粗加工後、焼入れ処理を行うため、仕上げ加工時には歪み(反り、ねじれ)をとる必要があります。そのため生材や調質材の時に比べ、コストが高くなってしまいますが、その高い剛性により、使用時も歪みが発生しにくくなります。

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