特注部品加工の専門業者として図面設計検討の段階からご相談承ります。

特注部品加工事例 PARTS PROCESSING

HPM38へダイヤモンド電着をしたチャックツメ(最外角25×70)です

ツメ

HPM38へダイヤモンド電着を行ったツメです。ダイヤモンド電着とはワーク上にダイヤモンドの砥粒が接触した状態でメッキを行うことで表面にメッキ層をつくり、砥粒を物理的に固定する工法のことを言います。ダイヤモンド以外にもCBNなどを固着することもあり、多くは工具や砥石の製造工程で行われます。治工具などで使用する場合は特に耐久性を求められるような部分に使用すると効果的です。

全体的に複雑な形状をしており、寸法公差±0.03~±0.05での位置関係が数カ所にうたわれています。また上下面には平行度0.05が指示されております。

位置関係が寸法公差によって厳しく指定されているため、弊社では最初に上下面の平面研削を行い平行度をしっかり出した後に、ワイヤー放電加工機にて一体加工を行っております。それにより位置関係をより高精度に出しております。

NAK55(プリハードン鋼)の受けダイ(φ180×L60)です

1040782-001

NAK55はプリハードン鋼と呼ばれ中程度に焼入れがされておりHRc37~43程度の硬度があります。左記の硬度であれば切削加工が可能であり、研削加工による仕上げが必要ありません。一般的な未熱処理の鋼材に比べて耐久性に優れており、また焼入れを行う材料と違い熱処理による変形も生じないため、様々な用途に使用することができます。また切削性に優れており、歪みも生じにくいため精密加工にも適しています。

最外径φ180 -0.05/0で厚みが60あります。Φ180の端面より内径φ130の底面までは24+0.05/0の公差が入っています。またφ180の端面には6°刻み(60当分)で溝加工がされており、0.6の深さで掘り込みを行う必要があります。

前述の通りφ180の端面より公差が入っているため、φ130の底面までの深さ寸法を先に仕上げる必要があります。その後φ180の端面より0.6深さの溝加工を行います。弊社では6°刻みの溝加工は複合旋盤加工機にて行っております。

SUS440C(焼入)のピン(φ2×L30)です

518144-02 ピン

SUS440Cの焼き入れを行ったピンになります。SUS440Cはステンレス鋼の特融防錆効果を持ちつつ焼入れを行うことができる材料で、防錆、耐久性の両面を兼ね備えた素材になります。そのため様々な用途で使用されています。ただし注意点としてはカーボンの含有率が高くなるため磁性を持つ材料になりますので、磁性を嫌う箇所には使用できません。

φ2g6と公差が厳しいため円筒研磨にて加工を行います。その後先端部を0.8の形状にする必要があるためワイヤー放電加工機により両面を加工することで平面部を作っています。

本部品ではワイヤー放電加工機での加工時に注意をする必要があります。先端部を細く仕上げようとした際にワークが反ってしまう問題が発生します。そのため弊社では先端部の反りが生じないような加工プログラムを作ることで反りを極力抑えた加工を行っております。

モリブデンのマシニング加工部品(10×10×15)

J1029646-007   測定ロッド受けA ワイヤー放電 マシニング 平面研削 モリブデン その他業界

モリブデンを使用した高温下での引張り強度試験用の治具になります。モリブデンは融点が2,600℃と高融点金属であり、かつ機械的強度が大きく剛性が高いことから本部品向きの材料と言えます。

この部品では1つの部品を一度加工を終えたのちに、その部品を二つに分割します。そのためそれぞれの部品の穴位置や精度が合致した部品が2つ出来上がることになります。

モリブデンは難削材でありカケが生じやすい材料であるため、加工には様々なノウハウが必要となります。特にタップ加工では注意をする必要があります。また最後に分割をする際にはワイヤー放電加工にて切断をおこなっております。

チタン製部品(最大外径φ50h7L110)です

J1025031-001 円錐トランデューサ チタン4種 旋盤 チタン加工 斧精密 その他業界

チタン合金は他の金属材料に比べ多くの優位点を持っており、SUSと同じように耐食性に優れます。特に海水に対しては完全耐食性を有しています。さらに高温状態での耐食性に優れています。一般的に金属は高温状態になってしまうと表面が酸化して錆びてしまうものですがチタンは非常に安定しています。また熱収縮をし難いため熱膨張を嫌う箇所への転用も可能です。

先端部に特殊形状の掘り込みがあります。一般的な旋盤加工では加工が出出来ません。

弊社では所有している複合旋盤加工機(マシニングセンタと旋盤加工機が一緒になったもの)を使用することで旋削加工をしながら先端の特殊形状の掘り込みも加工をすることができるため、1台の加工機で加工を完了することができます。

S50C+非磁性超硬ロー付けのツメ(60×10×7)です

J1025262-002 ツメ 非磁性超硬 ロー付  プロファイル ワイヤー 角形状 電子部品  10×10×60

耐摩耗性、耐食性に優れた非磁性超硬をS50Cのボディにロー付けしたツメです。

先端部の非磁性超硬部分の外形寸法は約4×4×3mmと非常に小さいものです。

その超硬を先端部にロー付けした後、仕上げ加工を行っています。S50Cはロー付け時の熱による熱膨張が少なく、超硬をロー付けするのに適した母材と言えます。また、先端部の最も精度が要求される部分は10000分の1mm制御のプロファイル加工機で行っています。

GO4(焼入)製パンチガイド(38×36×15)です

J1027992-006 パンチガイド 超硬 平面研削 マシニング ワイヤー放電 角形状 電子部品  35×40×15

GO4(焼入れ)を使用したパンチガイドです。焼入れ硬度がHRC60と高硬度で焼入れのムラの出にくい鋼種です。真空熱処理に適しています。

非常にシンプルな構造ですが、貫通各穴部など、各所に±0.002mmの厳しい公差が指定してあります。

こういった高精度のパンチガイドを加工するには、研削加工技術、放電加工技術が高度な技術が求められます。特に、このような非常に高精度な角穴部を加工する際には、油漕のワイヤー放電加工機を使用します。油漕のワイヤー放電加工機は、水槽に比べ加工時間がかかりますが、非常にこのような厳しい加工精度にも対応でき、また仕上げ面も非常にきれいに仕上がります。

 

HAP72製絞りパンチ(最大外径φ14、先端部LAP)です

J1022873-001 パンチ 超硬 丸形状 円筒研削 プロファイル 電子部品   φ14×180

HAP72製のシボリパンチです。HAP材は日立金属工具鋼㈱の鋼種ですが、別名「粉末ハイス」と呼ばれています。従来の溶解製法のハイスに比べ、組織が微細、均一で耐摩耗性、加工性、靭性などが優れています。その中でもHAP72には特にこの部品の様な耐摩耗性が求められる金型部品に多く採用されています。

最小径部、公差レンジ0.009mm、ラップ加工の仕様です。

この様な円筒型のシボリパンチを加工するには円筒研削盤における高い倣い加工技術が必要です。シボリパンチはこの部品の様にワークの離型性向上のため、ラップ処理をすることが珍しくありません。ラップ処理は倣い加工によって高精度に仕上がった形状に歪んでしまわないよう、最新の注意と高い技術が必要です。

ベリリウム銅製(先端径φ2.5h7 L30)+金メッキのピンです

J1022964-001 SB位置決めピン  銅 ベリリウム銅 BeCu50 旋盤 丸形状 電子部品

ベリリウム銅製のピンに金メッキを行った検知ピンです。
ベリリウム銅は日本では日本ガイシが初めて工業化に成功した銅合金として知られています。析出効果処理により引っ張り強さが1500N/m2もあり、高い応力に耐えることができ、時効硬化処理によりHv400程度までの硬度をえることが可能です(鋼種によります、ご相談ください)。銅合金であることから高い電気伝導性を持ち、耐摩耗性が求められる検知ピンなどには多用されています。
金メッキはめっき層の高い電気伝導性から検知ピンにはよく採用されています。ただし、近年の金の高騰から材料コストが上昇しており、一度のめっきで数個~数十個をまとめて処理されることをお勧めします。

最大外径φ60L100(同芯度0.005mm 真円度0.003)の円筒研削加工品です

J1026587-001 スリーブ 円筒研削 SCM415 その他業界

SCM415(侵炭)に超硬をロー付けした部品です。SCM材は通称「クロモリ」「クロモリ鋼」と呼ばれる機械構造用合金の一つです。良好な焼入れ性と靭性を持つため、自転車のフレームなどにも採用されていることで知られています。ただし、この合金はクロムの添加量が比較的少ないため、ステンレスなどに比べ明らかに錆びやすい傾向にあります。この部品は特に摩耗する箇所に超硬をロー付けしています。

最小公差レンジ0.01mm、幾何公差 0.02mmが10か所指定してある部品です。

NAK55は硬度の割には切削性に優れた材質ですが、この部品のように0.01mmオーダーの幾何公差が複数個所入っている場合、マシニングによる粗加工後、型彫放電加工、研削加工を多用する加工工程になります。

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